厄除けは神社とお寺どっち?違いと選び方をやさしく解説【北九州で厄除けなら】
厄年を迎え、「そろそろ厄除けを」と考えたとき、多くの方がふと立ち止まります。「厄除けって、神社に行くもの? それともお寺?」と、迷ってしまう方は少なくありません。
インターネットで調べても「神社は厄払い」「お寺は厄除け」といった説明が出てきて、かえって分かりにくく感じるかもしれません。
そこで本記事では、真言密教のお寺である小石観音寺(北九州市若松区)が、次の点をやさしく解説します。
- 「厄除け」と「厄払い」の言葉の違い
- 神社とお寺、どちらで受けてもよいとされる理由
- 迷ったときの選び方
- お寺で受ける厄除け(本堂でのご祈祷)の流れと費用
読み終えるころには、ご自身に合った選び方が見えてくるはずです。
厄除けと厄払いの違いとは?――言葉の由来から
まず、よく似た三つの言葉「厄除け」「厄払い」「厄落とし」を整理しておきましょう。
もともとは「お寺=厄除け」「神社=厄払い」
言葉の由来をたどると、次のような区別があるとされています。
- 厄除け(やくよけ):主にお寺で用いられてきた言葉。仏さまのお力にすがり、災いが寄りつかないよう、あらかじめ「除け」ていただくという考え方です。
- 厄払い(やくばらい):主に神社で用いられてきた言葉。神さまのお力で、すでに身についた災いや穢れ(けがれ)を「払い」清めるという考え方です。
- 厄落とし(やくおとし):自ら物を手放したり人に施したりして、災いを「落とす」という民間の習わしから生まれた言葉です。
このように、もともとは受ける場所(お寺か神社か)とその考え方の違いから生まれた言い分けでした。
現代では、ほぼ同じ意味で使われています
ここが大切なポイントです。現在では「厄除け」も「厄払い」も、厄年の災いを避けるためのご祈願・ご祈祷を指す言葉として、ほとんど同じ意味で使われています。
実際、お寺で「厄払い」と呼ぶこともあれば、神社で「厄除け」という表現を使うこともあります。「厄払いと書いてあるから神社でなければいけない」「厄除けだからお寺に限る」と、言葉尻を気にする必要はありません。
言葉の由来には違いがありますが、現代では気にしすぎなくて大丈夫、とまず知っておいてください。
神社とお寺、どちらで受けてもよいとされる理由
「どちらでもよい」と言われると、かえって決め手に困る方もいらっしゃるでしょう。その背景を簡単にご説明します。
神さまと仏さまを共にお祀りしてきた歴史
日本では古くから、神さまと仏さまを分け隔てなく敬い、共にお祀りする「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」という文化が長く続いてきました。お寺の境内に神さまが祀られていたり、その逆であったりすることも珍しくありませんでした。
厄除け・厄払いも、この長い歴史のなかで神社でもお寺でも受け継がれてきた祈りです。どちらが本家ということはなく、どちらも人々の安寧を願う祈りの形です。
大切なのは「祈る心」
神社には神社の、お寺にはお寺の作法があります。けれども根っこにあるのは「一年を無事に過ごせますように」という同じ願いです。厄除けは災いを消し去る魔法ではなく、節目の年に身をあらため、心を落ち着けて日々を過ごすための区切りの機会と考えていただくとよいでしょう。
神社とお寺どっちにする?迷ったときの選び方3つ
「どちらでもよい」を踏まえたうえで、それでも迷う方へ。決め手になりやすい三つの視点をご紹介します。ご自身が納得して足を運べることがいちばん大切です。
1. ご縁のある場所を選ぶ
初宮参りやご先祖の供養、七五三など、これまでご縁のあった神社やお寺があれば、そこへお参りするのは自然な選び方です。慣れ親しんだ場所であれば、気持ちも落ち着きます。
2. 近さ・通いやすさで選ぶ
厄除けは前厄・本厄・後厄と続く方もいらっしゃいますし、お礼参りに再び訪れることもあります。無理なく通える距離であることは、思いのほか大切です。
3. 由緒やご本尊で選ぶ
「厄除けにゆかりの深いご本尊」「歴史ある祈願寺」など、その場所の由緒に心惹かれて選ぶ方もいらっしゃいます。お寺であれば、どの仏さまをお祀りしているかも手がかりになります。
お寺で受ける厄除けとは――小石観音寺のご祈願

ここからは、お寺での厄除けについて、真言宗醍醐派のお寺である小石観音寺の例を交えてご紹介します。「お寺の厄除けって、どんなことをするの?」という疑問にお答えします。
小石観音寺の厄除けは、本堂での読経によるご祈祷
小石観音寺では、厄除けや安産祈願などの各種ご祈願を、本堂での読経によるご祈祷としてお勤めしています。
ご本尊の前で僧侶が読経し、お一人おひとりの厄難消除・除災招福をご祈念いたします。
静かな本堂で仏さまに手を合わせ、心を調えるひとときです。
毎月のお不動さま――不動護摩
真言密教では「護摩(ごま)」という祈りが古くから大切にされてきました。
護摩とは、炉に火を焚き、その炎に供物を捧げながらご真言を唱える祈りの形で、燃えさかる炎は煩悩や災いを焼き清める象徴とされています。
小石観音寺では毎月17日と28日に不動堂で護摩を厳修しており、厄除けのご祈祷とあわせてお参りいただくこともできます。
ご祈祷の流れと所要時間
小石観音寺では、おおよそ次のような流れでお勤めいたします。
- 受付でお申し込み(お名前・数え年・ご住所などをお書きいただきます)
- 本堂へご案内
- 僧侶による読経・ご祈祷
- お札(御札)や授与品をお受け取り
受付からお札のお渡しまで、所要時間はおよそ30分です。
小石観音寺の厄除けご祈願について
- ご祈祷料:7,000円〜(交通安全祈願など一部に例外があります)
- ご祈祷の形式:本堂での読経によるご祈祷
- 所要時間:約30分
- 受付:通年(節分の「開運厄除節分星祭祈願祭」・夏季大祭の前は専用のお申し込みもあります)
- ご予約:必須ではありませんが、お寺の行事と重なる日もあるため、ご予約をおすすめします(web・お電話)
- ご本尊・宗派:観世音菩薩/真言宗醍醐派
- 所在地:福岡県北九州市若松区
厄除けのご祈願内容・お申し込みは、こちらのページからご確認いただけます。
ご予約・お申し込みはこちらから承っています。
よくあるご質問――時期・服装・お布施
厄除けを検討される方から、よくいただくご質問にお答えします。
厄除けはいつ受ければよいですか?
厄除けは、年始から節分(立春の前日)ごろまでに受ける方が多いとされています。立春を新しい年の始まりと考え、それまでに厄を除けておくという習わしです。
ただし「その時期でなければならない」という決まりはありません。ご祈願は一年を通じてお受けいただけますので、ご都合のよいときにお参りください。小石観音寺では、節分の日に「開運厄除節分星祭祈願祭」を執り行い、星祭やお豆まきなどでにぎわいます。
自分が厄年かどうか、どう調べますか?
厄年は数え年で数えるのが一般的です。男女で該当する年齢が異なり、前厄・本厄・後厄と三年続きます。一般に、男性は25歳・42歳・61歳、女性は19歳・33歳・37歳が厄年とされ、なかでも男性42歳・女性33歳は「大厄」と呼ばれます(すべて数え年)。
服装に決まりはありますか?
厳格な決まりはありませんが、仏さまの前に出る場ですので、清潔感のある落ち着いた装いが望ましいとされています。華美になりすぎず、ご自身が失礼のないと感じられる服装であれば安心です。
お布施(ご祈祷料)はどのくらいですか?
小石観音寺では、厄除けをはじめとする各種ご祈願のご祈祷料は7,000円からをお納めいただいています(交通安全祈願など、一部に例外がございます)。のし袋は必須ではありませんが、お入れいただくとより丁寧です。表書きは、ご祈願の場合「御祈願料」「御祈祷料」「御供」などが一般的です。
予約は必要ですか?
厄除けや安産祈願のご祈願は予約が必須ではありませんが、お寺の行事と重なる日もございますので、ご予約をおすすめしています。ご予約は、ホームページ(web)またはお電話で承ります。遠方からお越しの際は、事前にご連絡いただくと安心です。
北九州・若松で厄除けをお考えの方へ

最後に、この記事のまとめです。
- 「厄除け」も「厄払い」も、現代ではほぼ同じ意味。言葉の違いを気にしすぎる必要はありません。
- 厄除けは、神社でもお寺でも、どちらで受けても構いません。
- 迷ったら、ご縁・近さ・由緒を手がかりに、心の落ち着く場所をお選びください。
- お寺で受けたい方には、真言密教の作法によるご祈祷が心に寄り添います。
北九州で、お寺の厄除けをお考えでしたら、ぜひ小石観音寺をお訪ねください。小石観音寺は北九州市若松区にある八百有余年の歴史を伝える祈願のお寺で、厄年の節目を静かに心を調える機会として、丁寧にご祈願をお勤めいたします。
ご予約・お申し込みはこちらから承っています。
アクセス・お問い合わせはこちらをご覧ください。
北九州の厄除けについてさらに知りたい方は、こちらの記事もご参考ください。
ご不明な点やご心配なことがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。皆さまが穏やかな一年をお過ごしになれますよう、心よりお祈り申し上げます。

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